DJ Koze
ドイツのプロデューサー名義。本名Stefan Kozalla。
棚に出る曲
点の履歴
対象ID: w098-ap-djkoze(本名 w098-p-stefan-kozalla) wave: d038-dj-koze collector: claude-sonnet-5/medium 2026-09-27
台帳の既存説明・既存claim(d024束)は、Pampa公式サイトのDJ Koze紹介文が語る要旨(Fischmob→International Pony→Amygdala 2013→Knock Knock 2018→Music Can Hear Us 2025)を確認済み。本束はそこにRolling Stone・Vice・Grooveの3本の記事本文を足し、来歴・仕事の場・仲間・本人の言葉を厚くした。
年表(出典付き。断定は claim のあるものだけ)
- 1972年 / 1970〜80年代: 出生地・出身地の記述が資料間で割れる。Vice(2018)は「1972年ハンブルク生まれ」(c003)、Pampa公式(既存claim)は「マラケシュ生まれ」、Rolling Stone・Grooveはそろって「フレンスブルクで育った/フレンスブルク生まれ」と記す(c001, c002)。
- 1990年頃: DMC DJ選手権に出場。本人談:ターンテーブルを4個のショットグラスの上に重ねるトリックを考案(審査員の一人はDavid Fascher)(c020)。
- 90年代: ハンブルクのヒップホップ4人組Fischmobで音楽制作。この名義で活動中に「DJ Koze」と名乗り始める(既存claim+c006)。1998年のアルバム『Power』(c007)。
- Fischmob解散後: エレクトロポップのトリオ International Pony を結成、メジャーレーベルから2作(既存claim+c009)。
- 2005年: 実験ソロ作をAdolf Noise名義で発表。本人談「ナチのジョークというより言葉遊び」(c011)。
- 2009年: Marcus Finkと共にPampa Recordsを設立(c012, c013)。以降サウンドが「浮遊感のある」ものへ定まっていったと評される(c015)。ハンブルクの老舗レーベルKompaktから初期のソロ曲『Kosi Comes Around』を出したとも紹介される(c014)。
- 2013年: ソロアルバム『Amygdala』(既存claim)。
- 2014年: 「XTC」。RobynがKoze作の当時作を自身のアルバムの着想源に挙げたと記事が記す(c018)。同年の Moderat「Bad Kingdom」リミックスが代表作の一つ(c016)。
- 2018年: ソロアルバム『Knock Knock』、先行曲「Pick Up」(=棚の曲「The Love Truck」と同盤PAMPA031)が高評価(既存claim)。「Pick Up」はDJ間で語り継がれる曲となる——Laurent Garnierのバルセロナ配信、Ricardo Villalobosの2019年Houghton Festivalの2枚同時プレイ(mood)。この頃Kozeはカタルーニャの「匿名の村」に住むと紹介される(c005、地名の明記はなし)。
- 2016年: Låpsley「Operator」リミックス(c016)。2012年のMatthew Herbert「It's Only」リミックスはResident Advisor誌の年間ベストトラック1位(c016)。
- 2023年: Róisín Murphyのアルバム『Hit Parade』(Ninja Tune)をプロデュース、Murphy自身のUK最高位(トップ5)(c017)。同年、2018年以来のソロ作Wespennest EP(c017)。
- 2025年4月4日: アルバム『Music Can Hear Us』発売、独チャート4位(既存claim)。リード曲「Pure Love」でDamon Albarnと共演(2022年コーチェラで隣接楽屋を通じ知り合う)(c019)。アルバム・アートワークは長年のパートナーGepa Hinrichsenが担当(c021, c022)。
- 2025年4月2日(Groove誌取材時点): 取材はベルリン・ミッテのホテルで行われ、記事はKozeを「生まれのフレンスブルク人」、移住先の故郷を「カタルーニャのカダケス」と明記(c002, c005)。本人はドイツ語で自身のDJ観・シーン観を語る(mood)。
- 取材時点(Rolling Stone、日付本文になし。ドイツ連邦選挙の数日前と記す): ハンブルクの自宅(20年以上住むフラット)で取材。制作場所・期間を明かすことを拒否(mood)。ブラジリアン柔術黒帯(c020)。
棚との重なり
entity.json の棚6曲(2024-04-16「Highly Recommended」→2026-05-11「Real, You Know?!」)のうち、DJ Koze本人の最新作関連は「Buschtaxi」(2025-03-08追加、『Music Can Hear Us』先行曲)と「Amor」(2025-11-11追加)——本束で新たに確認した「2023年Hit Parade制作・Wespennest EP」「2025年Pure Love/Albarn」の時系列に連なる、直近10年余のキャリア終盤を追う保存群である。一方「The Love Truck」(2025-03-06追加、2018年『Pick Up』と同盤PAMPA031)は、本人がまだカタルーニャの「匿名の村」に住むと紹介されていた頃の作。「Highly Recommended」(Gerry Read & DJ Koze、2024-04-16追加)は共作クレジットのみでKoze自身の来歴には新情報を加えない。「Wie schön du bist」(2024-09-25追加)はPampaブログの献辞盤(d024束で既確認)。「Real, You Know?!」(Mano Le Tough & DJ Koze、2026-05-11追加)は、本束で確認した「Pampa主宰としての人脈」(Mano Le Toughは同レーベルの長年の所属アーティスト、既存ノードartist-mano-le-tough)を具体的に裏付ける1曲——棚の保存者は、レーベル運営者としてのKozeと共演者としてのKozeの両方を、時期を隔てて拾っている。
本人の言葉(mood.json 参照)
- 制作の秘匿: 「どこで作ったか、どれだけ時間をかけたかは明かさない。10年かけた、フロリダで、日本で、オーストラリアで作ったと書いていい。作り話でかまわない」(Rolling Stone)。
- 共作観: 「今は本人が同じ場にいることは過大評価されていると思う」「一人がのめり込んで2晩やって送り返す方が好きなときもある」(Vice, 2018)。
- DJ観(ドイツ語): 「自分が感じない曲はかけない。それでもグルーヴや最大公約数を探ろうとはできる」(Groove, 2025)。
- シーン観: ハンブルクでは安全と感じる一方でベルリンを「掃きだめ」と評す(Rolling Stone)。独語圏テクノシーンの規模自体が「そもそも大きくない」、日本のコレクター文化の熱狂もこの5年で冷えたと語る(Groove)。
まだ分からないこと
- 出生地・出身地が資料間で3通りに割れる(マラケシュ/ハンブルク1972年生まれ/フレンスブルク育ち・生まれ)。d024束のフラグをそのまま継続。本束でも確定させていない——本人自身、Rolling Stone記事内で出生の記憶について「話は作らないといけない(You have to make a story out of it)」と語っており、意図的な神話化の可能性もある。
- 現在の生活拠点は「ハンブルクに20年以上住むフラット」(Rolling Stone、取材時点不明)と「カタルーニャの移住先の故郷カダケス」(Groove, 2025)が並存する記述で、二拠点なのか記事間の時期のずれなのか未確認。
- International Ponyの他メンバー名は本束の資料に無く未確認(一般に知られる名前との照合はしていない)。
- Marcus Fink(Pampa共同設立者)、Gepa Hinrichsen(長年のパートナー、ビジュアルアーティスト)とも経歴の詳細は今回の資料に無い。
- 「2013〜2016年のベルリン周辺」のような場所+期間のシーンの点は、本束の資料からは明確な集まりとして立てられる根拠が無く、新設を見送った。
- 自分のスタジオ・常用のマスタリング/ミックス施設・機材について、本人談の具体的な言及は今回見つからなかった(本人が意図的に伏せている可能性が高い、上記「制作の秘匿」参照)。
読めなかった対象
(無し。今回読んだ4本文はいずれも200で本文を取得できた。)
3検査
check_wave.py d038-dj-koze --phase collected:structural_errors: []onepass_lint.py staging/d038-dj-koze:errors=0 warns=0quote_check.py staging/d038-dj-koze:ok=31 mismatch=0 unread=0
本人・レーベルの言葉
- 本人の言葉DJ Koze — 制作場所や制作にかかった時間を明かすことを拒み、「10年かけたと書け。フロリダ、日本、オーストラリアで作ったと書け。話は作っていい。制作過程の真実はたいてい退屈だ」と、工程を語ること自体をはぐらかす。“And write in Florida, Japan, Australia. You can make up stuff.”
- 本人の言葉DJ Koze — 共作の進め方について、対面で刺激し合うより、一人がのめり込んで2晩没頭し相手に送り返すやり方を好むと語り、「今は本人が同じ場にいることは過大評価されていると思う」と冗談めかす。“I think personal appearance now is overrated”
- 本人の言葉DJ Koze — エレクトロニック・ミュージックの制作は選択肢が多すぎるゆえに時間がかかる贅沢な作業だと語り、前作から5年空いた理由を示唆する。“For an electronic music artist making music takes time”
- 本人の言葉DJ Koze — DJとしての姿勢について、「自分が感じない曲はかけない。それでもグルーヴや最大公約数を探ろうとはできる」とドイツ語で語る。ブレイクだらけの近年の大箱DJ文化には距離を置く。“Ich spiele keine Nummer, die ich nicht fühle”
- シーンDJ Koze(Rolling Stone記事内) — ハンブルクの自宅界隈は治安が悪いと知りつつ「ハンブルクでは安全だと感じる」と語り、対照的に首都ベルリンを「掃きだめ」と評する。長年のホームタウンへの愛着とベルリン一極集中への距離感がにじむ発言。“a shithole”
- シーンDJ Koze(Groove誌インタビュー内) — ドイツ語圏のテクノシーンの規模自体がそもそも大きくない、Kompakt/Playhouse全盛期に見られた日本のコレクター文化やATA・Roman Flügelら常連DJの熱狂も「この5年で」冷え込んだと語り、大型フェスの動員力とシーンの実体との乖離に懐疑的な見方を示す。“In den letzten fünf Jahren ist das weniger und schwieriger geworden.”
- 使われた場Rolling Stone(記事内の紹介) — 2018年の「Pick Up」は、Laurent Garnierがバルセロナでプレイし7万人超の配信視聴者を沸かせた例や、Ricardo Villalobosが2019年Houghton Festivalの日の出セットでアナログ盤を2枚同時にかけて締めくくった例が語り継がれる、DJ間で特別視される曲だと紹介される。“sending them and more than 70,000 viewers into bedlam”
台帳の辺 14 件
| Wie schön du bist(PAMPA042候補) | composed_by | 直接の根拠あり | |
| has_property | 本名Stefan Kozalla。1990年代にドイツのヒップホップ・グループFischmobのメンバーとして知られ、世紀の変わり目頃にエレクトロポップのバンド/ユニットInternational Ponyを結成、メジャーレーベルからアルバム2枚を発表したと紹介される。 | 文脈として | |
| has_property | ソロアルバム『Amygdala』(2013年)にCaribou、Apparat、Rhye、Matthew Dearらが参加したと紹介される。 | 文脈として | |
| has_property | ソロアルバム『Knock Knock』(2018年)にRóisín Murphy、José González、Kurt Wagner、Sophia Kennedyらが参加。収録曲「Pick Up」が高く評価され、ドイツ・アルバムチャートでトップ10入りしたと紹介される。 | 文脈として | |
| has_property | アルバム『Music Can Hear Us』が2025年4月4日にリリースされ、ドイツ公式アルバムチャートで4位に入ったと紹介される。 | 文脈として | |
| active_in | マラケシュ | 文脈として | |
| Stefan Kozalla | uses_name | 文脈として | |
| has_property | Kompakt | 文脈として | |
| has_property | 2009年に自身のレーベルPampa Recordsを立ち上げて以降、より浮遊感のあるサウンドに定まっていったと紹介される。 | 文脈として | |
| has_property | 2012年のMatthew Herbert「It's Only」リミックスがResident Advisor誌の年間ベストトラック第1位に選出。2014年のModerat「Bad Kingdom」リミックス、2016年のLåpsleyの「Operator」リミックスも代表作として挙げられる。 | 文脈として | |
| has_property | 2023年、Róisín Murphyのアルバム『Hit Parade』(Ninja Tune)をプロデュース。同作はMurphy自身のUKアルバムチャート最高位(トップ5)となり、独・アイルランド・スイスでもトップ10、ベルギーでトップ20に入ったと紹介される。同年、2018年以来のソロ作としてWespennest EPを発表。 | 文脈として | |
| has_property | Jamie Foxx、Peggy Gou、Caribou、Gorillazの公式リミックス権を得たと記事が記す。スウェーデンのRobynは自身の前作アルバムの着想源として、Kozeの2014年の曲「XTC」を挙げたと記す。 | 文脈として | |
| has_property | 『Music Can Hear Us』のリード曲「Pure Love」でDamon Albarnと共演。2022年のコーチェラで隣接する楽屋を通じて知り合い、当時Kozeが2019年にGorillazの曲をリミックスしていた縁もあったと記す。 | 文脈として | |
| has_property | Gepa Hinrichsen | 文脈として |