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2017年4月8日 追加

Paris 400 - Etienne De Crécy Remix

Mylo、Etienne de Crécy / My Contribution to the Global Warning - Remixes 2006-2012 ▶ Spotify

エッセイ ・ 約 4 分

八分近い版と、五分に満たない版

フー・メイド・フー(WhoMadeWho)の「Out The Door」のSuperdiscount Remixは、Beatportの表示では2006年3月にGommaから出て、7分58秒ある。1 2012年、エティエンヌ・ド・クレシー(Etienne de Crécy)の回顧盤『My Contribution to the Global Warming』に入った同じ題の版は、4分49秒だ。2 同じディスクには、ほかに三つ、先に出たときの長さを確かめられたリミックスがある。

先に出た長さと、箱の長さ

マルティン・アイエラー(Martin Eyerer)とナミート(Namito)の「Quipa」のド・クレシーによるリミックスは、2007年2月のToolroomからの配信で6分20秒。3 2008年にModularから出たカット・コピー(Cut Copy)の「Lights & Music」のEPでは、Superdiscount Remixが7分4秒。4 アダム・フリーランド(Adam Freeland)の「How to Fake Your Own Life」のリミックスは、2010年9月のLektroluvからの配信で7分24秒。5 回顧盤では、それぞれ4分34秒、4分59秒、4分32秒になっている。2 長さの違う版が同じ録音を短くしたものなのかを説明した資料は読めなかった。

「2005 - 2011」と「2006 to 2012」

発売前の2012年2月、Resident Advisorは3枚目を「Best of Remixes 2005 - 2011」として曲目を伝えた。1曲目はマイロ(Mylo)の「Paris Four Hundred」のリミックスだ。6 アルルの図書館の目録は、同じ箱のCDの題をGlobal Warningと綴り、このディスクを「Remixes from 2006 to 2012」と記す。マイロの曲には「Odyssée Minimal - Trancey - Progressive Barré Avec Multiples Breaks Remix」という長い名が付いている。7 配信の表示では「Paris 400 (Etienne de Crécy Remix)」で、4分50秒だ。2

2012年4月、musicOMHのベン・ホグウッド(Ben Hogwood)は、エール(Air)とマイロへのリミックスを軽やかと評し、クラフトワークやフリーランドへの激しい仕事と並べた。8

名義と、作り方

Superdiscountは、1996年にド・クレシーがアレックス・ゴファー(Alex Gopher)やエールらと作ったアルバムの題でもある。RAは、その『Super Discount』がフレンチ・タッチの音を定める助けになったと紹介し、この箱の19曲を「彼のリミックス」と数えて、カット・コピーの名を挙げた。6 Qobuzの曲別表示で、リミキサーがSuperdiscountとなるのは「Out The Door」と「Lights & Music」の二曲、ド・クレシーの名となるのは「Paris 400」「Quipa」「How to Fake Your Own Life」、タイ(TAI)の「Big Bass Drum」などだ。バンブルビーズ(Bumblebeez)の「Rio」はDub Mixの名で、リミキサーの表示がない。9 タイの「Big Bass Drum」は、Beatportでは2011年2月26日にOneloveから出た作品として載る。10 同じ盤から、ケレン・アンのリミックスは「Between the Flatland & The Caspian Sea」のエッセイ、ザ・シューズのリミックスは「Stay the Same」のエッセイ、最後の一曲の名が発売時に変わった経緯は「Moderation」のエッセイで扱った。

2011年、ド・クレシーはBeat誌の取材で、初めはサンプルが曲の始まりをくれたが、2005年にシンセサイザーを買ってからは、シンセが曲を動かすきっかけになったと話した。

"I start by finding a sound or entering random notes on my TB303."(まず音を探すか、TB-303に思いつきの音符を打ち込むところから始める)11

どのリミックスがその手順で作られたかを、本人は語っていない。

2022年、Ubersee Musicは「Quipa」のリミックスを配信し直した。題は「Etienne De Crécy Remix From 2006」、長さは6分19秒で、Beatportが編んだ推薦リスト「Weekend Picks 06: Melodic」にも載った。12

出典・注

[1] WhoMadeWho - Out The Door (Superdiscount Remix) [Gomma], Beatport。Label Gomma、長さ7:58、Released 3/9/06。回顧盤の版との録音の同一性は未確認。

[2] My Contribution to the Global Warming, Etienne de Crécy公式Bandcamp。released April 23, 2012、27〜36曲目の題と長さ。

[3] Namito, Martin Eyerer - Quipa (Etienne De Crecy Remix) [Toolroom], Beatport。長さ6:20、Released 2/7/07、ジャンル表示「Mainstage | Electro House」。

[4] Lights & Music - EP, Apple Music(米国)。℗ 2008 Modular Recordings、3曲の曲名と長さ(ページ内の構造化データ)。日付表示の「January 1, 2008」は月日を採らず、年だけを使った。

[5] Adam Freeland - How To Fake Your Own Life (Etienne De Crecy Remix) [Lektroluv], Beatport。長さ7:24、Released 9/20/10。

[6] Will Lynch, Etienne de Crecy preps five-disc retrospective, Resident Advisor、2012年2月29日。発売前の告知。『Super Discount』の紹介、「19 of his remixes」、3枚目の見出しと曲目。

[7] My contribution to the global warning / Etienne de crecy, アルル市立図書館の目録(Pixadelic、2012、5枚組CD)。CDの題の綴り、各ディスクの題、曲名。目録の記載で、盤面の表記は確かめていない。

[8] Ben Hogwood, Étienne de Crécy – My Contribution To Global Warming, musicOMH、2012年4月23日。回顧盤全体の評の中の、リミックスについての一段落。

[9] My Contribution to the Global Warming, Qobuz。3枚目の曲別の役割表示(流通側の表示)。Superdiscountの名義に誰が加わったかは示されない。

[10] TAI - Big Bass Drum [Onelove], Beatport。Release Date 2011-02-26、Catalog OMG150。この作品の曲目とリミックスの収録は未確認。

[11] Étienne de Crécy about Production, Super Discount & Motorbass, 15 Questions。2011年にBeat誌のために行った取材の再掲(直接引用はここから)。制作一般についての本人談で、個別のリミックスへの言及はない。英文は再掲版による。

[12] Namito, Martin Eyerer - Quipa (Etienne De Crécy Remix From 2006) [Ubersee Music], Beatport。長さ6:19、Released 2/7/22、掲載先のリスト。リスト内の順位は確認していない。

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