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2022年7月4日 追加

Djelem Djelem

Satori、Esma Redžepova-Teodosievska / Djelem Djelem ▶ Spotify

エッセイ ・ 約 3 分

一年前に鳴った曲の、発売まで

フェスティバル自身が翌年に出した記事によれば、2021年7月10日、EXITフェスティバルのメインステージで、オランダの作り手サトリ(Satori)は「Djelem, Djelem」の作り直しを初めて演奏した。演奏が終わったあと、創設者ドゥシャン・コヴァチェヴィッチ(Dušan Kovačević)は、明け方の会場mts Dance Arenaでこの曲をもう一度かけた。1 盤として出たのは、それからほぼ一年後の2022年7月1日だった。12 サトリがほかの作り手の曲を組み直した別の例は、「Marimbora - Original」のエッセイにある。

声はどこから来たか

同じ記事は、この作り直しに使われた歌声を、ロマ音楽の女王と呼ぶエスマ・レジェポヴァ(Esma Redžepova)の最後期の録音の一つから取ったサンプルだと説明する。録音は息子のシメオン・アタナソフ(Simeon Atanasov)がEXITに渡したもので、スタジオ録音の声を使うという発想はコヴァチェヴィッチから出たという。作り直しと制作は、サトリとコヴァチェヴィッチの二人の名で記されている。1

曲そのものについて、記事は、詞を書いたのはユーゴスラヴィアのロマの作曲家ジャルコ・ヨヴァノヴィッチ(Žarko Jovanović)で1949年のこと、1990年の国際ロマ連合の大会でロマの公式の賛歌に定められた、と書く。1 詞の書き手、レジェポヴァの歌った録音、サトリの作り直しという三つの層が、一つの題の下に重なっている。

サトリは同じ記事で、こう話している。

"For me, being able to work with Esma's original recordings was very special."(僕にとって、エスマの元の録音を扱えたことは、とても特別だった)1

息子も、母の仕事の本質を残し、母がフェスティバルの再開に加われたことを大きな名誉と感じていた、と彼は続けた。1

20周年の贈り物

記事の地の文は、2021年のメインステージでの演奏を、20周年を迎えたEXITへのサトリの贈り物と呼び、その年のフェスティバルで最も心を動かした瞬間の一つだったと書く。1 コヴァチェヴィッチは、レジェポヴァの声はバルカン半島の激動の歴史の痛みを伝え、サトリが与えた音は癒やしをもたらし、この地域の新しい世代の平和への願いを表しているようだと語った。これは主催者自身の言葉である。1

発売

Appleの表示では、2022年7月1日の単曲で、名義はSatori (NL)、曲名にfeat. Esma Redžepova-Teodosievska、8分25秒、℗ 2022 Maktub Records。2 記事によれば、この単曲はその年のEXITが始まる一週間前に出た、サトリとフェスティバルの共同の仕事で、同年4月のアルバム『Dreamin' Colours』以来の単曲、そして立ち上げたばかりのサトリのレーベルMaktub Recordsの最初の一枚だった。1 その前の単曲は「The Gin Song」のエッセイで扱った。

メインステージでの初演からちょうど一年後の7月10日、明け方にこの曲がかけられた同じmts Dance Arenaに、サトリの出演が告げられていた。演奏するのはこの曲と『Dreamin' Colours』の曲だと、記事は書く。1

出典・注

[1] EXIT, Satori and EXIT Release a Rework of "Djelem, Djelem" by Esma Redžepova, EXIT Festival公式サイト、2022年7月5日(Author: EXIT)。主催者自身の告知記事。初演の日付と場所、明け方の再演、サンプルの出所と息子、発想がコヴァチェヴィッチであること、詞の年と公式の歌に定められた年、20周年の贈り物という位置づけ(記事の地の文)、コヴァチェヴィッチの言葉、サトリの言葉(直接引用はここから。文の終わりまで)、発売日・レーベル・7月10日の出演予定。記事が曲の内容に触れた部分は使っていない。記事はレジェポヴァの録音の年を書いておらず、原盤も示していない。2022年7月10日の演奏が実際に行われたかは確かめていない。

[2] iTunes Lookup: Djelem Djelem (feat. Esma Redžepova-Teodosievska) - Single, Apple(オランダのストア)。2022-07-01、1曲、505,455ミリ秒、℗ 2022 Maktub Records、名義 Satori (NL)、曲名に feat. Esma Redžepova-Teodosievska。

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