トーク ・ DJ と職業音楽家
All You Children — Jamie xx & The Avalanches
DJ「All You Children」、8月5日の追加。Qobuzのシングルは7月30日、Youngから。出て六日でこのライブラリに入ってる。
音楽家JamieがFLOODで話す共作の感触がいい。アヴァランチーズのサンプル技法と、違う音を組み合わせるやり方にずっと惹かれていて、一緒に作って新しい作り方を覚えたという。
DJFLOODは、すでにJamieのライブセットの定番だったとも書く。言葉のサンプルから、フロアを熱くするテクノのグルーヴへ入っていく、と。
音楽家曲別のクレジットでも、アヴァランチーズはプロデューサーとプログラマー。名前を並べて呼ぶだけじゃなく、作る手が入ってるんだね。
DJ僕なら、ピークへ上げ始めるセットの二曲目に置く。FLOODが書くあの入り方を、ここから踊る時間の合図にする。
音楽家僕は「新しい作り方を覚えた」の方を持って帰る。好きな相手と組んでも、出来上がりを褒めるだけで終わらず、自分の手順が増えるのはうれしい。
DJ二人と最初に会った時の話もある。Rolling Stone UKによると、Jamieはメルボルンの公演に彼らが来ていると知らず、好きな『Since I Left You』の箇所をつないだメガミックスで始めてた。
音楽家それで終演後、楽屋で会うんだね。本人はstarstruckだったと振り返ってる。あのアルバムは11歳の時に出て、制作を教えてくれたとも。
DJ好きな音を客に渡そうとしたら、作った人もそこにいた。その回想を知ると、今回の共作までの距離が具体的になる。
音楽家同じインタビューで、使いたいものを頭の中の書庫に置いているとも話す。記事は、何年も置いたアイデアが新しい考えと出会い、居場所を得ると続ける。僕は、すぐ使わなかった素材にも仕事が残っていると思って読める。
DJアヴァランチーズの方は、今回のリリースに興奮してる、聴く人にも自分たちと同じくらい気に入ってほしい、と。作った側も外へ渡すのを待ってたんだ。
音楽家尊敬してきた人に会う話と、共同作業から覚える話。その両方があるから、共演の名前が飾りで終わらない。
DJさらにクレジットの欄を進むと、ミックスはDavid Wrench、マスタリングはMatt Colton。
音楽家僕なら、素材を組む人の話を読んだあと、この二人がどう受け取ったかまで追いたくなる。曲を作り終えるまでに、手渡す相手が見えてくるね。
DJライブラリでは翌8月6日にCaribouの「Volume」。そちらのBandcampにも、ミックスにWrench、マスタリングにColtonが載ってる。前後の追加を辿ると、表の名義が替わっても二人の名前に戻る。
音楽家作り手は替わって、仕上げの欄では名前が重なる。僕には、完成した曲から別の制作へ寄り道する目印になる。