David Wrench
公開資料に表示された候補。入力seedとの同一性は未確認。
棚に出る曲
- Sensitive Child - Soulwax Remix ▶
- Odessa ▶
- Morning Light (feat. Andreya Triana) ▶
- All You Children ▶
- Volume ▶
- Come Find Me ▶
- Got To Change ▶
点の履歴
対象ID: person-w058-david-wrench wave: d030-david-wrench collector: claude-sonnet-5/medium 2026-09-27
台帳の既存説明は「公開資料に表示された候補。入力seedとの同一性は未確認」。棚では David Wrench は7曲すべてに mixed_by(ミキシング・エンジニア)として登場する橋の点。公式サイト・業界誌・本人インタビューの本文で、経歴・仕事の場・仲間関係を確認した。
年表(出典付き。断定は claim のあるものだけ)
- 中学時代(ホリーヘッド、ウェールズ): 物理教師で元レコードプロデューサーのGorwel Owen(Super Furry Animals、Gorky's Zygotic Mynciを手がけた人物)に手ほどきを受け、学校の四曲用スタジオ(Atari+Notator、JBLスピーカー、Roland D10)に入り浸る(c001)。
- 1990年: ウェールズ語による最初のアシッドハウス12インチとされる「Lledrith Lliw」をNid Madagascar名義で発表(c002)。以後、自身名義でも散発的にアルバムを発表(1997年『Blow Wings Blow』、2005年『The Atomic World Of Tomorrow』ほか、SOS記事の伝聞。本waveではclaim化せず)。
- 90年代〜2000年代: ウェールズ北部ベセスダのBryn Derwen Studioでエンジニアとして働き、Jackie LevenやJulian Cope(Brain Donor)ら幅広いプロジェクトを手がける。プロデューサーDavid Kostenが同スタジオを使い始めたことで、Guillemots・Everything Everything・Bat For Lashesの制作予算のある仕事にも触れる(c006)。
- 2007年: Dan Snaith(Caribou)との協業が始まる。2ndアルバム『Andorra』収録曲を、ロンドン・ケンティッシュタウンのMusikbox Studiosでミックス(c013)。
- 2010年: Caribouの3rdアルバム『Swim』を、Wrench自身の提案でウェールズのBryn Derwen Studioに戻ってミックス。同曲「Odessa」(=棚の曲、research_order 512, 2023-02-23追加)については「一度ミックスを確定させ、別にダブ・ミックスも作り、そのいいところだけをメイン・ミックスに切り貼りした」と本人が語る(c014、mood)。
- 2010年発売から9ヶ月後: Odessaが評判を呼び、一気に仕事が舞い込む。FKA Twigsのアルバム、Jungleのアルバム、Glass Animalsの1st、次のCaribouのアルバムが同時期に重なったと本人が振り返る(mood、AnOther Man 2019)。
- 2014年: FKA Twigsのデビューアルバム『LP1』のミックスを開始。初期デモを聴き「こんな音楽は他で聴いたことがない」と感じ参加を切望したと語る(c016、mood)。同じ頃、ロンドン西部のJungleの1stセルフタイトルアルバムもミックス(c017)。
- 2014年: Caribouの4thアルバム『Our Love』を、Radioheadのプロデューサー、Nigel Godrichのスタジオを借りてミックス。低域確認のため、ロンドンの空のクラブ空間(Plastic People、Fabric)にミックスを持ち込んで試聴(c015)。
- 2015年当時: 自宅の常用ミックス拠点はウェールズ・バンガーの自宅(改装ガレージ、Pro Tools HD+Adam A7Xモニター)(c004)。外部スタジオとしてはロンドン・ショーディッチのStrongroom Studio 1を最も好み、「ここでサブがあれば、どこへ持っていっても大丈夫だと分かった」と語る(c007)。
- 2019年: 自身の音楽プロジェクトAudiobooksをEvangeline Lingと結成。「事故のように始まった。ある日Evangelineがスタジオに立ち寄ってきた」と語る(c018)。
- 2017年・2021年: マーキュリー賞受賞アルバムのミックスを手がけたと公式サイトが記す(2017年Sampha『Process』、2021年Arlo Parks『Collapsed In Sunbeams』)(c012)。
- 2016年・2019年: The Music Producers Guild(MPG)のMix Engineer of the Yearを受賞(公式サイト自己紹介、c011)。
- 本人自身のスタジオ: Studio Bruxo(所在地ロンドン、Caribouの『Volume』2024年7月31日発売・『Honey』2024年10月4日発売のBandcamp creditsが明記)を設立。未契約の新人アーティストと組む場として自己紹介する(c008、c009、c010)。
- 2026年時点: 公式サイトはロンドンを拠点と明記し(c005)、David Byrne、The xx、Frank Ocean、Sampha、Blur、Bon Iver、Overmono、Jungle、FKA Twigs、Glass Animals、Erasure、Oliver Sim、Ellie Goulding、Hot Chip、Young Fathers ほか非常に多岐にわたるクレジット一覧を掲げる。Dolby Atmos/空間オーディオのミックスも手がける。
仲間と系譜(既存ノードとの照合)
- Dan Snaith / Caribou(既存: person-dan-snaith / ap-caribou): 2007年から現在まで続く最長の協業相手。7曲中5曲(Odessa, Morning Light経由ではなくOdessa単独と Volume, Come Find Me, Got To Change; ※Morning LightはQuanticの曲でWrenchがミキシング)がCaribou関連ではなく、実際には棚7曲のうちCaribou名義は Odessa, Volume, Come Find Me, Got To Change の4曲。
- Bryn Derwen Studio(既存: m008-st-bryn-derwen): 別waveで「Odessaのミックス地点」として既に登録済みのスタジオ。本waveでは、そこがWrench自身のエンジニア修行の場でもあったという経歴側の厚みを追加。
- Studio Bruxo(新設: d030-st-studiobruxo): Wrench自身のスタジオ。entity.json既存claim(claim-5982, claim-6707、Bandcamp creditsの「Studio Bruxo」表記)はこれまで固有ノードを持たなかったため、本waveで新設し、Volume・Come Find Meのmixed_atとして結んだ。
- Gorwel Owen(新設: d030-p-gorwelowen)、Nid Madagascar(新設: d030-ap-nidmadagascar)、Audiobooks(新設: d030-grp-audiobooks)はいずれも棚の曲との直接の橋ではないが、本人の来歴・仲間関係を厚くする点として新設。
棚との重なり
entity.json の棚7曲(2022-12-21「Sensitive Child (Soulwax Remix)」→2024-10-07「Got To Change」)は、すべてmixed_by役割でWrenchが橋になっている。うち4曲(Odessa, Volume, Come Find Me, Got To Change)はCaribouで、2007年に始まったDan Snaithとの最長の協業関係の延長線上にある。特に「Odessa」(2023-02-23保存)は、本人にとって2010年の発売から9ヶ月後にキャリアの転機となった曲だとAnOther Man誌のインタビューで振り返っている——「Odessaのミックス直後は音楽を諦めかけていたが、発売9ヶ月後に評判が広まり、FKA Twigs・Jungle・Glass Animals・次のCaribouのアルバムが一斉に舞い込んだ」。保存者が2023年にこの曲を「いいね」した時点は、その転機からすでに13年が経った時点であり、Wrenchのキャリアを形作った起点の曲を遡って発見した形になる。残る3曲(Sensitive Child (Soulwax Remix)、Morning Light feat. Andreya Triana、All You Children)は、いずれもリミックス・ミキシングという単発的な参加で、Caribouほど長い関係性を示す資料は本waveでは見つからなかった。
本人の言葉
- 「共感覚を持ち、音が見える。それが仕事に役立っている」(AnOther Man、mood)。
- 「Odessaのミックス直後は音楽を諦めかけていた」「発売9ヶ月後にOdessaが評判を呼び、仕事が一気に舞い込んだ」(AnOther Man、mood)。
- 「難しいと思われがちなアーティストを手がけることが多いが、強いビジョンを持つ人とは組みやすい」(AnOther Man、mood)。
- 「Odessaは一度ミックスを確定させてから、別にダブ・ミックスを作り、そのいいところだけを切り貼りした」(Sound On Sound、mood・c014)。
- 「FKA Twigsの初期デモは、こんな音楽は他で聴いたことがないと思った」(Sound On Sound、mood・c016)。
- 「ミックスがずっと好きだった」(Sound On Sound、mood)。
まだ分からないこと
- 出生地・生年月日は本waveの資料からは確認できなかった(Anglesey育ちという記述はあるが、出生地との明示的な区別は資料にない)。
- Studio Bruxoの具体的な所在地(区名等)はBandcamp creditsが「London」とのみ記すため未確定。
- entity.jsonの棚曲「Sensitive Child (Soulwax Remix)」「Morning Light (feat. Andreya Triana)」「All You Children」については、本人の経歴側の言及(インタビュー等での言及)が本waveの資料には見当たらず、外部カタログ表示(Qobuz)以外の裏付けが取れていない。
- 本名との異同、Nid Madagascar以外の活動名義の有無は未確認。
読めなかった対象
https://www.davidwrenchmusic.com: DNS解決不可(存在しないドメインの可能性)。https://audiomediainternational.com/interview-david-wrench/: BLOCKED(bot対策)。https://www.recordproduction.com/interviews/david-wrench: 本文が取得できたが、動画インタビューの紹介ページで書き起こしはなく、採用可能な地の文は無かった(本人の身体的特徴に関する軽い記述のみ)。
3検査
check_wave.py d030-david-wrench --phase collected: 実行済み(下記参照)。onepass_lint.py staging/d030-david-wrench: 実行済み(下記参照)。quote_check.py staging/d030-david-wrench: 実行済み(下記参照)。
本人・レーベルの言葉
- 本人の言葉David Wrench — 本人は共感覚を持ち、音が見えると語り、それが自分の仕事に役立っていると述べる。“I have synesthesia, so I see sound”
- 本人の言葉David Wrench — CaribouのOdessaをミックスした直後は音楽を諦めかけていたと振り返る。Julian Copeに「お前は他の世界では生きられない、これを続けるしかない」と言われたと語る。“Just after mixing Odessa by Caribou I nearly gave up”
- 本人の言葉David Wrench — Odessa発売から9ヶ月後に評判が広まり、そこから一気に仕事が舞い込んだと語る。FKA Twigs、Jungle、Glass Animalsの1st、次のCaribouのアルバムがすべて同時期に重なったという。“Odessa blew up, and suddenly loads of work came in”
- 本人の言葉David Wrench — 他人から「難しい」と思われがちなアーティストを手がけることが多いが、強いビジョンを持つ人とは組みやすいと感じており、逆にすべてを任されるほうが難しいと語る。“I seem to specialise in working with artists who other people think are difficult”
- 本人の言葉David Wrench — 曲「Odessa」のミックス作業について、一度ミックスを確定させてから別にダブ・ミックスも作り、そのダブの良い部分だけをメイン・ミックスに切り貼りしたという独特の手法を語る。“We did a mix, settled on it, stemmed it, but then also did dub mixes.”
- 本人の言葉David Wrench — FKA Twigsの初期デモを聴いたときの印象を「こんな音楽は他で聴いたことがない」と語り、どうしても参加したかったと振り返る。“This music is amazing, it's not like anything else I've ever heard.”
- 本人の言葉David Wrench — 録音の長丁場から離れてミックスへ向かうようになった経緯を振り返りつつ、自分はミックスが常に好きで、それが創造的で刺激的な工程だったと結ぶ。“I always loved mixing”
台帳の辺 24 件
| Sensitive Child (Soulwax Remix) | mixed_by | 文脈として | |
| Odessa(公開曲掲載候補) | mixed_by | 文脈として | |
| Mesmerised(Sunsetter 曲目9 04:12) | mixed_by | 文脈として | |
| Morning Light (feat. Andreya Triana)(Qobuz掲載候補) | mixed_by | 文脈として | |
| Volume(表題曲) | mixed_by | 直接の根拠あり | |
| All You Children | mixed_by | 直接の根拠あり | |
| Come Find Me(外部配信候補) | mixed_by | 直接の根拠あり | |
| Got To Change(候補録音) | mixed_by | 文脈として | |
| has_property | ゴーウェル・オーウェン | 直接の根拠あり | |
| uses_name | Nid Madagascar | 文脈として | |
| active_in | アングルシー | 文脈として | |
| active_in | バンガー(ウェールズ) | 文脈として | |
| active_in | ロンドン | 直接の根拠あり | |
| has_property | ブリン・ダーウェン・スタジオ | 文脈として | |
| has_property | ストロングルーム・スタジオ1 | 直接の根拠あり | |
| has_property | スタジオ・ブルーホ | 直接の根拠あり | |
| has_property | The Music Producers Guild(MPG)から複数回ノミネートされ、2016年・2019年にMix Engineer of the Yearを受賞したと公式サイトが記す。 | 直接の根拠あり | |
| has_property | マーキュリー賞受賞アルバムを複数ミックスしたと公式サイトが記す: 2017年受賞のSamphaの『Process』と、2021年受賞のArlo Parksの『Collapsed In Sunbeams』。 | 直接の根拠あり | |
| has_property | Dan Snaith | 文脈として | |
| has_property | Caribou | 直接の根拠あり | |
| has_property | Caribou | 文脈として | |
| has_property | 2014年、FKA TwigsのデビューアルバムLP1のミックスを開始。本人はデモを聴いた際「この音楽はすごい、こんなの他で聴いたことがない」と感じ、参加を切望したと語る。 | 直接の根拠あり | |
| has_property | 同じ頃、ロンドン西部の「モダンなファンク/ソウル」を掲げるトゥループ、Jungleの1stセルフタイトルアルバムのミックスも手がけた。同バンドが望んだやや濁った音像を保ちつつ仕上げたと記事は伝える。 | 文脈として | |
| member_of | Audiobooks | 直接の根拠あり |