道端のギターから始まった曲
ソルナート(Thornato)によれば、「Welwyn」は、兄弟が通りのごみの山で見つけたギターをくれたことから始まった。1
"The guitar was really beat up and missing strings but sounded incredible."(そのギターはひどく傷んでいて弦も欠けていたが、信じられないほどいい音がした)1
そう語ったのは、Insomniacのサイトの「Track of the Day」欄に2017年4月12日に載った、ホルヘ・エルナンデス(Jorge Hernandez)の記事の中だ。記事は、ソルナートが最近Insomniacに話した言葉として載せている。1
当時学んでいた奏法
同じ言葉の中でソルナートは、繰り返すギターの旋律は、そのころ学んでいたフラメンコとクラシック・ギターの奏法から着想したと話す。そこへ、謎めいたハリー・ヴァンヴァーゲン(Harry Vanvagen)がハウスの雰囲気を持ち込み、「Welwyn」が生まれた、という。1
エルナンデスの地の文は、ソルナートをニューヨークのクイーンズを拠点にする作り手と紹介し、母親に世界の音楽を聴かせて育てられ、クラシック・ピアノ、ジャズ・ギター、ブルーグラスのバンジョーを習ったと書く。曲については、ディープハウスのビートにフラメンコの風合いを加え、軽やかなギターがゆったりした電子のリズムをなでる、と評している。1 ソルナートがいとこらと始めたDJの集まりの話は、アトロポリスの「Una Mezcla Costeña」のエッセイにある。
盤の6曲目
記事によれば、アルバム『Bennu』のためにソルナートは、カナダ、コロンビア、エクアドル、ジャマイカ、南アフリカから人を集めた。記事は盤を4月14日にWonderwheel Recordingsから出るものとして告知している。1 Appleのデータでは、『Bennu』は2017年4月14日の日付で11曲入り、「Welwyn (feat. Harry Vanvagen)」は6曲目で、長さは約5分28秒だ。2
ソルナートの公式Bandcampの『Bennu』の頁も、2017年4月14日の日付で11曲を並べ、「Welwyn (feat. Harry Vanvagen)」を6曲目、5分28秒と表示する。3
曲の始まりは弦の欠けた拾いもののギターだったと本人は語り、できあがった曲のギターを、エルナンデスは軽やかと書いた。1
出典・注
[1] Jorge Hernandez, Thornato Adds Flamenco Flair to the Breezy Beat on "Welwyn", Insomniac(Track of the Day)、2017年4月12日。曲の紹介記事。ソルナートの言葉(ごみの山のギター、傷んだギターの音〔直接引用はここから。文の終わりまで〕、フラメンコとクラシック・ギターの奏法、ハリー・ヴァンヴァーゲン)。地の文(クイーンズ、母親と習った楽器、曲の音の評、『Bennu』の参加者の国、4月14日にWonderwheel Recordingsから出るという告知)。記事は本名を「Thor Patridge」と綴る。
[2] iTunes Search: thornato welwyn, Apple(米国)。盤『Bennu』(11曲、2017-04-14)の6曲目 Welwyn (feat. Harry Vanvagen)、328,000ミリ秒。
[3] Bennu, Thornato公式Bandcamp。released April 14, 2017、11曲の曲目と長さ(6. Welwyn (feat. Harry Vanvagen) 05:28)。同じ公式Bandcampには、2023年12月1日の日付の再発盤『Bennu (Translucent Blue Reissue)』の中の曲の頁(https://thornato.bandcamp.com/track/welwyn-feat-harry-vanvagen-2)もある。録音で鳴っているギターが拾ったギターかどうかは、[1]には書かれていない。