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2022年9月26日 追加

OTT

ハード・ライフ、BENEE / OTT ▶ Spotify

エッセイ ・ 約 2 分

easy life として出て、hard life の名で残る曲

Appleの英国向けの検索では、「OTT」はいま二つの名義で出てくる。アルバム『MAYBE IN ANOTHER LIFE...』の曲としては「hard life & BENEE」、コンピレーション『Nova Tunes 4.4』の曲としては「Easy Life & BENEE」。どちらも日付欄は2022年6月24日で、長さは約2分38秒と表示される。1 同じ題・同じ長さだが、二つが同じ録音かどうかまでは表示からはわからない。もう一つの名義 hard life は、曲が出たあとにバンドが名乗ることになった名前だ。

2022年の告知

Universal Music Germanyのバイオグラフィー頁に載る告知文(宣伝文)は、レスター出身のバンドeasy lifeがBENEEとの新曲「OTT」をIsland Recordsから出したと伝える。BBC Radio 1で「Hottest Record In The World」として初めて流れたこと、10月7日に出る予定のアルバムの先行曲であることも書く。2 告知文はこの曲を、極端と節度、互いに歯止めをかけ合うことを歌った曲と説明し、ロックダウン中にマレー(Murray)とニュージーランドのポップ歌手BENEEが離れたまま録音したとする。2

告知文は、曲がアルバムの中心の主題である後悔や過剰、打ち明けることを扱うと書き、そこにマレーの言葉を添える。たいていのeasy lifeの曲と同じく、手をかければ何とかなるかもしれないという楽観の要素がここにも残っている、とマレーは話し、BENEEの声を水のようだと言う。2 BENEEは、このメンバーたちと組めたことを喜び、曲は夏らしく、自分は憂いのある言葉に弱いと書いた。2

名前が変わる

Complete Music Update(CMU)は2024年6月12日、バンドがHard Lifeとして初めての新曲「Tears」を出したと伝えた。記事によれば、easyGroupから商標侵害で訴えられ、前年10月に名前を変えることに同意していた。3 記事はフロントマンのマレー・マトラヴァーズ(Murray Matravers)の言葉を載せる。本人が航空会社との一件と呼ぶ争いのあと、生活が少しひっくり返ったと述べ、こう言った。

"Everything has been on hold."(何もかもが保留のままになっている)3

メンバー全員が、バンドが自分たちにとって何なのかを考え直した。Easy Lifeで抱いていた無邪気な楽観は、もっと生々しい、たぶん本物のものに置き換わった、と彼は続けた。3

二年前、マレーは「OTT」の告知で、楽観がこの曲にも残っていると話していた。2 二つの発言は別々の曲の告知に載ったもので、互いを指してはいない。それでも書き手には、同じ楽観という語が、2022年には曲の中にまだあるものとして、2024年には前の名前とともに置いてきたものとして語られている点が目に留まる。

出典・注

[1] iTunes Search: OTT BENEE, Apple(英国)、2026年9月30日取得。2件:名義「hard life & BENEE」・盤『MAYBE IN ANOTHER LIFE...』、名義「Easy Life & BENEE」・盤『Nova Tunes 4.4』。いずれも日付欄2022-06-24、157,818ミリ秒。

[2] Universal Music, hard life – Biografie, Universal Music Germany(レーベル側の頁)。日付の表示なし。発売告知の文(L59–62)は宣伝文として扱った。マレーとBENEEの言葉はL63–67(告知に載った声明)。

[3] Easy Life return as Hard Life following easyGroup legal battle, Complete Music Update、2024年6月12日。改名の経緯は記事の地の文(L36–41、L53–56)、マトラヴァーズの発言はL61。直接引用はL61の第2文(全文)。

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