トーク ・ DJ と職業音楽家
Burning Legend — French 79
DJ2月11日は「Rap Do Silva」のリミックスやMydのRadio Editと一緒に、French 79の「Burning Legend」を選んでる。四曲のうちの一曲、入力の尺は五分三十秒だ。
音楽家映像を手掛けたThe Cauboyzは、この曲が思春期の高揚した時期を呼び起こすと話してる。The Groove Cartelに載った、映像側からの受け取り方だね。
DJ彼らは、音楽が日常に寄り添い、まだ何も定まっていなかった年頃の記憶を呼び起こす、とも言う。音だけで聴くのと、彼らの映像と一緒に受け取るのを比べたくなる。
音楽家僕はまず音だけで、一曲の変化を追いたい。その後で映像へ進む。作り手が同じ曲からどんな動きや人の姿を考えたか、二度目の聴き方ができる。
DJFrench 79本人は15 Questionsで、機材は二の次で、大事なのはメロディーとコード進行だと話してる。よくピアノで作曲して、音の作業はその後に進める、と。
音楽家先に曲の形を考えてから、どんな音で届けるかへ進むんだね。僕は「Burning Legend」でも、音色を追う前に、旋律がどこへ動くかを聴いてみたい。
DJその取材では、新しいアルバムのシンセをJean-Michel Jarreのところで録音した話もある。ずっと夢見ていた鍵盤やシンセを前に、子どものような気持ちになった、と。
音楽家機材は二の次と言う人が、そこでは胸を躍らせる。その二つが一緒にあるのがいい。曲の形を大事にしていても、音を選ぶ喜びは残る。
DJ新しい盤のミックスとマスタリングは、Miraval StudiosでDamien Quintardと行う機会があったとも話してる。作曲から、盤を仕上げる別の人の仕事まで辿れる。
音楽家一人で曲の形を考え、音を録り、別の作り手と盤を仕上げる。僕はその仕事の流れを頭に置いて、メロディーがどんな音で現れるかへ耳を戻したい。
DJ僕ならこの五分三十秒は、夜のセットで、短いリミックスを続けた後に一曲のメロディーを通して聴かせる場所に置く。四曲を選んだ日にある、尺の違いを使える。
音楽家僕はそこで、旋律を待つ時間と音が変わる時間を追う。ピアノから作るという本人の話が、完成した音楽を聴く手掛かりになる。
DJAppleのシングル掲載日は2月2日。ライブラリへ選んだのはその九日後。French 79の名前は、この一曲で入ってる。
音楽家一曲から本人の作り方と、映像側の感触を行き来できるんだね。僕はまず、メロディーを大事にするという本人の言葉から聴こうと思う。
DJ後の『Teenagers』のBandcamp曲目では、「Burning Legend」は二曲目にある。盤の掲載発売日は5月20日。2月の選曲から、後のアルバムの並びへも進める。
音楽家今日は一曲を通して聴いて、そのあと盤の二曲目として聴こう。さらに映像へ進む。旋律を作った人、音を仕上げる人、画面を作る人へ、一曲から関心が広がる。