トーク ・ DJ と職業音楽家
Out of Touch — Souleance / Kit Sebastian
DJ9月4日は、SouleanceとKit Sebastianの「Out of Touch」一曲を選んでる。シングルの発売表示は8月30日で、五日後にこの題名がライブラリに入る。
音楽家First Wordの紹介は、九十八BPMの重いグルーヴから始まり、ファンク、サイケデリア、インディー・ポップ、ヒップホップが混じる曲と描いてる。まず、そのリズムの組み方を聴きに行きたい。
DJ紹介にはKit Martinのギターとサズ、Merve Erdemの声も出てくる。声は夏の風のように曲を渡る、と書く。ラフさと滑らかさが同居するという言葉もある。
音楽家僕はそのリズムと、声の動きがどう合うのかに関心がある。ギターとサズがそこへどう入るか。紹介の感触と演奏する素材を、一緒に確かめられるね。
DJ曲別クレジットを見ると、Fulgeanceがベース、シンセ、ビート、ドラムプログラミング。Soulistはスクラッチで、ミックスもFulgeanceが担ってる。
音楽家僕は、リズムを作る名前とミックスする名前が重なるところを追いたい。そこに別の人の弦や声、スクラッチが加わる。どの素材を前へ出すのか、作る側の判断を聴きたくなる。
DJ僕ならこの曲は、セットの中盤、声と楽器の組み合わせを聴かせる場所に置く。First Wordの紹介を手掛かりに、ギターとサズ、声へ耳を向けたい。
音楽家僕はそこでは、スクラッチの入り方も確かめたい。声と弦だけでなく、Soulistの仕事がどこで曲を動かすのか。クレジットにある一つの役割から、聴く対象が増えるね。
DJ仕上げにはFrank Merritt at The Carvery Studioと載ってる。演奏とミックスの名前を辿った先に、マスタリングの名前もある。
音楽家The Carvery自身の紹介でも、Merrittはマスタリング技師でスタジオのオーナーだと書いてる。曲のクレジットに出てきた場所へ、もう一歩進めるんだね。
DJスタジオの始まりの説明は、Hackney Wickの倉庫の居間。MerrittとGeorge Thompsonが、友人やスクラッチDJ、自分たちのDJナイトのためにダブプレートを切る必要を見つけたとある。
音楽家僕は、踊る場へ曲を渡す仕事から始まったという、その来歴が面白い。今回の曲にあるスクラッチの担当と、スタジオが仕事を始めた時のDJたち。二つの話を持って、仕上げのクレジットを読めるね。
DJライブラリには、2020年3月の「Mais Um」と「Jazz et thé vert」もある。2023年9月には、Kit Sebastianの名義を伴うこの曲を選んでる。
音楽家同じSouleanceへ戻る日でも、今回はギターとサズ、Merveの声という具体がある。僕はこの組み合わせを聴いてから、前に選んだ二曲へ戻りたい。
DJ11月10日には「Koul Dan Mon Do」のPoirier Remixも選んでる。今回の共作の一曲から、後にはリミックスの形へ進む。別の日付に、別の相手の名前が残る。
音楽家今日は「Out of Touch」のビートに、弦、声、スクラッチがどう加わるかを聴こう。誰が何を担ったかを持って、一曲の中へ入れる。9月4日に選んだ題名から、演奏と仕上げの仕事まで辿れたね。