Nicolas Jaar
実験的プロデューサー。
棚に出る曲
- Mi Mujer ▶
- El Bandido ▶
- Heaven - Nicolas Jaar Remix ▶
- Muddat ▶
- Mi viejita ▶
- Shmaali شمالي Tarweeda - Nicolas Jaar Remix ▶
点の履歴
対象: w085-p-nicolasjaar(person)
年表(日付/出来事/出典)
- 1990年 ニューヨーク生まれ。父はチリの美術家アルフレド・ハール、母エヴリン・メナールはダンサー(c012、src-d033-fader-sirens-2016)。
- 1993年頃(3歳) 両親の別居後、母とチリ・サンティアゴへ移り育つ(c002)。
- 1999年頃(9歳) 両親が復縁し、家族でニューヨークへ戻る(c001, c002)。
- 2004〜2005年頃(14歳) ソフトウェアReasonを使い音楽制作を開始(c007)。10代前半にはSoHo・セントラルパーク・スパニッシュハーレムでアコーディオンやピアノを路上演奏していた(c008、本人が「これまで話したことがない」と語る記憶)。
- 2008年 レーベルWolf + Lambからシングル「Time for Us」「Russian Dolls」でデビュー(c015)。同時期、自身のレーベルClown and Sunsetを運営(c006)。
- 2010年 スペイン語詞の「Mi Mujer」「El Bandido」を、南米音楽の無報酬サンプリングという当時の流行への応答として制作(c013)。
- 2011年 Brown大学在学中。デビュー・アルバム『Space is Only Noise』をClown and Sunsetから発表。当時、米国にはこの種のライブ演奏の市場がほぼ無いと語る(c006, c015)。
- 2011年 Providence(ロードアイランド州、Brown大学在学中)でDave Harringtonと出会い、デュオDarksideを結成(c003, c004)。
- 2013年 Darksideがアルバム『Psychic』をMatador Recordsから発表。
- 2013年 自身のレーベルをClown and SunsetからOther People(
w085-lb-otherpeople)へ改める(Other Peopleは現行レーベルとして本文で確認済み、拠点はニューヨーク)。 - 2014年9月 Darkside解散(c003, c004)。
- 2015年 ブルックリンの自宅で、9か月間、毎朝ランダムなページを読み自由連想で書く手順を続けてアルバム『Sirens』を制作(c001, c011)。ジャケットには父アルフレド・ハールの映像作品『This is Not America』の一場面が使われた(c012)。
- 2016年 『Sirens』発表。政治的な内容(1988年チリ国民投票、Ahmed Mohamedの事件など)を、2016年米大統領選の空気と重ねて語る(c012、mood)。
- 2017年(棚: research_order 72–73) 「Mi Mujer」が 2017-05-16、「El Bandido」が 2017-06-05 に棚に入る(同じ日ではない。2026-09-27 本線訂正)。
- 2017〜2020年頃 覆面名義Against All Logicでアルバム『2017-2019』を発表(c005)。
- 2018-02-27(棚: research_order 112) Kasper Bjørke「Heaven」の Jaar リミックスが棚に入る。リミックス自体は『Remix Crusades (2007–2013)』(hfn、2013-03-11 発売表示)収録で、2018 年の制作ではない(2026-09-27 本線訂正)。
- 2020年 ソロ名義で『Cenizas』『Telas』を発表(c005の評価より)。
- 2020年(アーカイブ発表) Darksideのライブ盤『Psychic Live July 17 2014』発表、2014年の解散前の音源。
- 2023年 Ali Sethiが『Telas』の断片をループしたデモをJaarに渡し、共作『Intiha』(Other People)が始動。Jaarは「それはTelasに欠けていたものだった」とコメント(c014)。
- 2023年(棚: research_order 637、追加日2023-09-22) 「Muddat」(Ali Sethi & Nicolas Jaar)が棚に入る。
- 2024年 アルバム『Piedras 1/2』(Other People)発表。
- 2024年(棚: research_order 865、追加日2024-11-11) 「Mi viejita」が棚に入る。
- 2025年(棚: research_order 952、追加日2025-05-26) Yasmine Hamdanの「Shmaali شمالي Tarweeda」をリミックス。
棚との重なり
棚に入っている6曲は、いずれもJaar本人のキャリアの節目そのものではなく、その時々の「小さな仕事」——初期のスペイン語詞シングル(2010年制作、2017年入り)、他アーティストへのリミックス2件(棚入りは 2018 年と 2025 年。制作年ではない)、他アーティストとの共作曲(2023年)、そして直近のソロ曲(2024年)——として棚に散らばっている。2017年に「Mi Mujer」(5/16)と「El Bandido」(6/5)が入った時点で、Jaarはすでに『Sirens』(2016年)を発表しDarksideも解散済みだったが、この2曲自体は7年前、Brown大学在学中の駆け出し期の作品である。2023年の「Muddat」は、Ali Sethiが2020年作『Telas』の断片から作ったデモがきっかけで生まれた共作の第一弾で、棚への追加日(2023-09-22)はFADER記事の発表日(2023-09-19)の3日後——ほぼリアルタイムでの追加にあたる。2025年の「Shmaali شمالي Tarweeda」リミックスも、Yasmine Hamdan側の本人談(別途台帳登録済み、w138-p-yasmine-hamdan)と組み合わせて読むと、Jaarのリミックス仕事が単発の企画ではなく継続していることが分かる。
まだ分からないこと
- 2024年の『Piedras 1/2』および「Mi viejita」制作の背景を語る本人談・レーベル紹介文は、この回では見つからなかった(Qobuz掲載本文以外の一次資料は未確認)。
- Other Peopleレーベル自身の公式サイト(other-people.net)の本文は未読(Bandcampからのリンク先として存在を確認したのみ)。
- Darkside結成の出会いの経緯(Will Epsteinの紹介等、検索結果の要約で見えた情報)は、この回で読んだ一次資料の本文では確認できておらず、bundle.jsonのclaimには採用していない。
本人・レーベルの言葉
- 本人の言葉Nicolas Jaar — 音楽を始めた最初の動機は、内面と外面の分離という感覚をそのまま形にできる自由さそのものだったと語る。“just feeling like I could do and sculpt whatever I wanted”
- 本人の言葉Nicolas Jaar — 2011年当時、自分のようなライブ演奏には欧州には市場があるが、米国にはほぼ無いと対比して語る。“In the US there’s absolutely nothing”
- 本人の言葉Nicolas Jaar — 10代の頃、ニューヨークのSoHo・スパニッシュハーレム・セントラルパークでアコーディオンを弾き投げ銭を集めていたと、初めて明かした思い出として語る。“I was basically out in the streets asking for money and playing the accordion”
- 本人の言葉Nicolas Jaar — 一番幸せなのは「一日一曲」をピアノとボーカルだけで作り込んでいる時だと語る。偶然の失敗から思いがけない発見が生まれる過程を楽しんでいる。“I’m at my happiest when I’m making a song a day”
- 本人の言葉Nicolas Jaar — 『Sirens』は自己理解のために作った面が大きいとしつつ、2016年という時代においては政治から逃れられないと語る。“I can’t exist in 2016 without being political”
- 本人の言葉Nicolas Jaar — スペイン語詞の『Mi Mujer』『El Bandido』(棚には2017年入り)を、南米音楽の無報酬サンプリングという流行への応答として、自分が本当に育った音楽で書いたと振り返る。“it wasn’t just a trend — it was the music I grew up with”
- 本人の言葉Nicolas Jaar — Ali Sethiが送ってきた『Telas』断片のデモについて、「それはTelasに欠けていたものだった」と評した。“It was what Telas had been missing”
- 本人の言葉Ali Sethi — Sethiの側から見たJaarの音楽は、聞くたびに期待を裏切るような冒険心を感じさせ、パキスタンで育ったガザルやカッワーリーの即興性に通じると語る。“that sense of adventure you have when you hear his music, like a tale that…”
台帳の辺 16 件
| Heaven (Nicolas Jaar Remix) — external listing candidate | remixed_by | 直接の根拠あり | |
| Shmaali شمالي Tarweeda (Nicolas Jaar Remix) | remixed_by | 文脈として | |
| active_in | ニューヨーク(米国) | 文脈として | |
| active_in | サンティアゴ(チリ) | 文脈として | |
| member_of | ダークサイド | 文脈として | |
| uses_name | アゲインスト・オール・ロジック | 文脈として | |
| has_property | 2011年のインタビューの紹介文は、当時準備中だったデビュー・アルバム『Space is Only Noise』を、本人が運営する自身のレーベル『Clown and Sunset』から出す予定と記す。 | 文脈として | |
| has_property | 本人は2011年のインタビューで、14歳の時にReasonというソフトを使って音楽制作を始めたと語る。 | 直接の根拠あり | |
| has_property | 本人は2016年のインタビューで、10代前半にニューヨークのSoHoやセントラルパーク、スパニッシュ・ハーレムでアコーディオンやピアノを路上演奏し、投げ銭を得ていたと初めて明かす。 | 直接の根拠あり | |
| has_property | 本人は2016年のインタビューで、フルレングス盤の制作を持ちかけたのは当時のレーベルCircus Companyの友人だったと振り返る。 | 直接の根拠あり | |
| has_property | 本人は2016年のインタビューで、制作の習慣として「一日一曲」作る時期があり、ピアノとボーカルだけで完成品同様に作り込むと語る。 | 直接の根拠あり | |
| has_property | 2016年のFADER記事は、Sirens制作期(2015年、9か月間)に本人が毎朝、本を開いてランダムなページを読み、自由連想で書く手順を続けたと描写する。 | 文脈として | |
| has_property | 2016年のFADER記事は、Sirensのジャケットに父アルフレド・ハール(チリの美術家)の映像作品『This is Not America』の一場面が使われ、1988年チリ国民投票への言及がある歌詞を重ねると記す。 | 文脈として | |
| has_property | 本人は2016年のFADER取材で、2010年の『Mi Mujer』『El Bandido』(棚に2017年収録)を、無報酬で南米音楽をサンプリングする当時の流行への応答として、自分が育った音楽を用いて書いたと語る。 | 直接の根拠あり | |
| has_property | 2023年のFADER記事は、Ali Sethiとの共作『Intiha』が、Sethiが2020年作『Telas』の断片をループしてボーカルを重ねたデモをJaarに渡したことから始まったと記す。本人は「それはTelasに欠けていたものだった」とコメント。 | 直接の根拠あり | |
| associated_with_scene | 2008〜2011年頃、ニューヨークのWolf + Lamb周辺のディープハウス・シーン | 直接の根拠あり |