My Music Research10 年分のライブラリを、追加日順に
2017年3月4日 追加

Dead End Thrills

Cubicolor / Brainsugar ▶ Spotify

エッセイ ・ 約 2 分

歌い手を迎えた盤の、三曲目

「Dead End Thrills」は、キュービカラー(Cubicolor)が歌い手を三人目に迎えた『Brainsugar』の三曲目に置かれている。1 ライブラリには2017年3月4日、この盤の12曲と、別のEPの「Got This Feeling」が追加された。一曲に触れることと、盤の中でその一曲を聴くことには、前後の音楽を受け取る違いがある。

客演から、グループの声へ

公式紹介によれば、アリアーン・オリエロークとピーター・クリークの二人で始まったキュービカラーは、「Falling」「Mirror Play」での共作を経て、ティム・ディグビー=ベルを三人目のメンバーに迎えた。「Dead End Thrills」についても、ティムの声を重ねた曲と説明している。1

歌い手の参加を、その都度の客演として扱う場合と、グループの一員として迎える場合では、次の曲にも声の存在を期待する余地が違う。この盤では、加入した人の声を、個別の曲にも結び付けて紹介している。

When We Dipのガブリエル・ゴンサレスは、本曲をハウス寄りのアレンジと評し、気分を持ち上げるシンセサイザーと明るい歌声によるサビに触れる。2 評者の説明では、歌い手がいるという事実から、声と電子音が一緒に盛り上がる部分へ焦点が進む。

追加のまとまりと、盤の順序

『Brainsugar』は「Intro」「Mirror Play」「Dead End Thrills」の順に並ぶ。1 加入前の共作としても名前が挙がる「Mirror Play」が、この曲の直前にある。グループの編成の話と、盤の曲順の話が、一つの曲名で重なる。

十三曲の追加記録には、盤の十二曲と別のEPの一曲が含まれる。そこで盤の順に戻すなら、まず前の二曲を挟んでから「Dead End Thrills」へ進むことになる。サビの声とシンセに注目した一曲を、グループが組んだ前後の流れでも受け取れる。

出典・注

[1] Cubicolor公式Bandcamp『Brainsugar』。編成の紹介、対象曲のティムの声、曲順を使用。各人の曲別作曲・制作担当は、この紹介から補っていない。

[2] Gabriel Gonzalez、When We Dipの『Brainsugar』レビュー、2016年9月5日。本曲の評のみ。続く「Fictionalise」のピアノやベースの描写は使用しない。

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