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2019年12月16日 追加

Bangalore Whispers

Andi Otto、M. D. Pallavi / Bangalore Whispers ▶ Spotify

エッセイ ・ 約 2 分

南インドの音節と、北インドの修業

2016年3月の7インチに添えられた紹介文は、「Bangalore Whispers」を、アンディ・オットー(Andi Otto)の作曲が、MD・パッラヴィ(MD Pallavi)のカルナータカの(伝統的な南インドの)音節を名人芸で歌う声の背骨になる曲だと説明した。1 七年後、二人の共作アルバムの紹介文は、パッラヴィを、南インドのバンガロールで幼い頃からヒンドゥスターニー音楽、つまり北インドの古典音楽と詩を学んだ歌い手と紹介している。同じ文はパッラヴィ自身のサイトにも載る。23

7インチのA面

販売店Forced Exposureに載る2016年の紹介文によれば、パッラヴィはバンガロールの伝統音楽の場で最も目立つ一人で、オットーとはいくつもの舞台作品で組んできた。「Bangalore Whispers」は二人の最初の曲で、95BPMで脈打ち、ピアノとチェロとプサルテリウムの弦が有機的な塊を作り、曲の中ほどで声のソロが噴き出すという。B面の「6-6-6-5」は、この7インチのためだけに作られた。1 レーベルPingipungのカタログ番号052で、オットー本人のBandcampでは、自身の担当を作曲、チェロ、ピアノ、PPG1020、パッラヴィの担当を作曲と歌と記す。4 オットーは同じレーベルを共同で運営している。2

3月2日、ドイツのHHV Magのアンドレアス・ブリューニング(Andreas Brüning)は、A面について、808のキックとカウベルが電子音とともに、南インドの伝統的な古典声楽を支えると書いた。

"die minimale und sanft groovende, schaukelnde Grundlage"(最小限の、柔らかく揺れる土台)5

評はパッラヴィをバンガロールの歌い手と紹介し、ピアノとチェロの漂う旋律に加えて、プサルテリウムを、ツィターに似た、はじくとシタールに近い音のする楽器と説明している。5

二つの版と、次の盤

3分22秒の版は、オットーのBandcampでは「Single Version」の名で、2016年9月1日の日付のデジタル・シングルに入る。4 アルバム版のページは、これを7インチのエディットと呼ぶ。6 翌2017年1月27日のアルバム『VIA』の1曲目は5分17秒の「Album Version」で、曲のクレジットはハンブルクのChaos Compressor Clubでの録音と記す。6 アルバムの紹介文の方は、盤がインドで録られたと書いている。7

2023年の紹介文は、この曲をダウンテンポのラーガと呼び、2016年にパッラヴィの声が人々の心と耳を温めたと振り返る。二人はその後、バンガロールとハンブルクで滞在制作を重ね、日本でも公演した。2023年5月のアルバム『Songs for Broken Ships』では、パッラヴィの母語カンナダ語の詩が歌われる。2

出典・注

[1] ANDI OTTO: Bangalore Whispers (feat. MD Pallavi) (7"), Forced Exposure(米国の輸入販売店)。Release Date 3/18/2016、PING 052EP、2曲の曲目、商品紹介文(レーベル側の宣伝文と見られる。署名なし)。

[2] Songs for Broken Ships, Andi Otto公式Bandcamp。released May 12, 2023、紹介文(出会い、パッラヴィの経歴、滞在制作と日本公演、オットーの紹介とPingipungの共同運営、カンナダ語の詩)。レーベル側の宣伝文。

[3] Pallavi MD, MD Pallavi公式サイト。『Songs for Broken Ships』の紹介として[2]と同じ文を載せる。掲載日の表示なし。

[4] Bangalore Whispers Single, Andi Otto公式Bandcamp。released September 1, 2016、1曲目 Single Version 03:22、2曲目 Peter Power Remix (Single Edit) 05:25、担当の表記、「Pingipung 052」。7インチの発売日([1])とは日付が違う。

[5] Andreas Brüning, Andi Otto – Bangalore Whispers, HHV Mag、2016年3月2日。7インチの評(ドイツ語、直接引用はA面の記述から)。評の後半のカルナータカの音節への言及はB面の曲についてで、本文では使っていない。

[6] Bangalore Whispers (feat. MD Pallavi) (Album Version), Andi Otto公式Bandcamp。from VIA、released January 27, 2017、クレジット(作詞作曲 Andi Otto & MD Pallavi、歌、録音場所、マスタリング)、7インチ版へのリンク(「The 7inch single edit」)。

[7] VIA, Andi Otto公式Bandcamp。11曲、1曲目 05:17、紹介文(インドでの録音、パッラヴィの参加は2曲)。

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