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2022年8月23日 追加

summer on the inside

warner case、Jean Tonique、Max Kaluza / summer on the inside ▶ Spotify

エッセイ ・ 約 2 分

送られてきたデモが、三人の名義になるまで

2021年10月、音楽ブログThe Sound Sniffer(主宰はケヴィン・コークリー〔Kevin Coakley〕)は、ニューヨークを拠点にするプロデューサー、ワーナー・ケイス(warner case)に話を聞いた。インスタグラムに届く曲について尋ねられたケイスは、ファンが送ってきたデモに、いいね、一緒にやりたいと返したことから始まった共作がいくつかあると答え、その例に「summer on the inside」を挙げた。1

ケイスの説明では、マックス・カルーザ(Max Kaluza)からはデモがまとめて送られてきていて、そこから別の曲「stop」が生まれた。「summer on the inside」も似た経緯で、カルーザとケイスが二人のデモをジャン・トニック(Jean Tonique)に送り、仕上げを頼んだという。トニックはそれを見事にやってくれた、とケイスは話している。1

クレジットに残ったもの

公式Bandcampの曲の頁では、この曲は2021年7月30日の日付を持つ3曲入り『summer on the inside』の3曲目で、3分25秒。名義欄には、作者としてグレゴリー・ディクソン・モンテ(Gregory Dickson Monte)、プロデューサーとしてトニック、カルーザ、ケイスの三人が並ぶ。歌はケイス、マスタリングはトニックで、録音国の欄には米国、フランス、ドイツの三つが記される。2 同じ盤の1曲目「i miss new york」と2曲目「i'll be there」は、ケイスとトニックの二人の名義だ。2 Appleのデータでは、3曲入りの盤の3曲目の日付欄は2021年6月30日で、Bandcampのreleased(7月30日)と一か月ずれる。3

デモを送った者、受け取った者、仕上げた者という順番は、名義欄の上では消え、三人は同じプロデューサーの欄に並んでいる。12

権利の欄とマネジメント

権利の欄には、この曲がHeadroom Records(Unity Recordsの一部門)への独占ライセンスで出たとある。2 同じ取材でケイスは、自分のマネジメントはパリのレーベル兼マネジメント会社Unity Groupで、曲「idunno」がパリのレーベルKitsuné Musiqueから出たあとに向こうから連絡があったと話している。フランスとのつながりは意図したものではなかった、とも付け加えた。1 ただ、権利の欄のUnity Recordsと、ケイスの話すUnity Groupという二つの社名が同じ会社を指すかは、どちらの頁にも書かれていない。12

出典・注

[1] Kevin Coakley(推定), In Conversation With: warner case, The Sound Sniffer、2021年10月15日。インタビュー(ケイスの答え L32–37 と L83–87)。主宰者の名は、同じ頁の「About ‘The Sound Sniffer’」欄にあるブログの創設者(Founded in early 2019 by Kevin Coakley)からの推論で、記事本文に署名は見当たらない。記事中の「Erotic House」などの印象は別の曲「feel it yah」についてのもので使っていない。

[2] summer on the inside と 盤の頁, warner case公式Bandcamp。released July 30, 2021、3曲の曲目と長さ、曲別のクレジット(Written by / Produced by / Singer / Mastered by / Country of Recording)、P Line。頁に載る歌詞は使っていない。

[3] iTunes Search: warner case summer on the inside, Apple(米国)。「summer on the inside - Single」(3曲、id 1692607400)の3曲目 205,166ミリ秒、日付欄2021-06-30。

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