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2022年9月5日 追加

Crying in the Club

Phoebe Green / Lucky Me ▶ Spotify

エッセイ ・ 約 2 分

クラブで泣けるように書いた曲

フィービー・グリーン(Phoebe Green)のデビュー・アルバム『Lucky Me』が出た2022年8月19日、Gigwiseは本人に全曲を1曲ずつ説明させる記事を載せた。「Crying In The Club」の項で、グリーンはまず、自分は実際に何度もクラブで泣いたことがあると言い、ほかの人にもそうできるような曲を書きたかったと続けた。1

本人の説明

同じ項でグリーンは、この曲を自分の成長と、その成長がほとんど内側で進むために周りに気づかれないもどかしさについての曲だと説明する。癒えていく過程はそもそも誰かのためのものではないと受け入れた、とも言う。1

ジェシカ・ウィンターと

共作者の名は、7曲目「Just A Game」の項に出てくる。グリーンはその曲を盤でいちばんあからさまなポップ・ソングだと思うと言い、それと「Crying In The Club」をジェシカ・ウィンター(Jessica Winter)と書いたと明かす。ウィンターは、ポップという言葉へのためらいを手放し、ポップを受け入れるよう強く押してくれた人だという。1 グリーンがポップと呼んだのは「Just A Game」のほうで、この曲をどう呼ぶかは語っていない。

公式Bandcampの曲の頁も、作者をグリーンとウィンターとする。制作者の欄は、ある箇所ではカインズ(Kaines)とトム・A.D.(Tom A.D.)、別の箇所ではそこにウィンターを加えた3人になっている。2

盤の4曲目

Appleのデータでは、この曲は『Lucky Me』13曲の4曲目、約3分5秒で、日付欄は盤と同じ8月19日。3 同じBandcampの作品一覧には、盤とは別に「Crying In The Club」が2022年8月の作品として並ぶ。2 10月にUnder the Radarで盤を評したアンディ・フォン・ピップ(Andy Von Pip)は、この曲を先に出た単曲と呼び、抗いがたいサビを持つ本当の聴きどころと書いた。4

NARC.のリジー・ラヴジョイ(Lizzie Lovejoy)は、発売前日の評で、グリーンがこの曲を悲しいのに弾む曲という意味の言葉で呼んでいると紹介し、それが盤全体をよく言い表していると書いた。グリーンがどこでそう言ったかは評に書かれていない。ラヴジョイにとってこの盤は、踊ることだけが治療だと思わせる、静かに感情のこもった盤だった。5

出典・注

[1] Track By Track: Phoebe Green on her vulnerable debut album Lucky Me, Gigwise、2022年8月19日(署名は「GIGWISE」)。導入文は編集部の記述、各曲の項は本人の説明(L43–44「Crying In The Club」、L49–50「Just A Game」)。

[2] Crying In The Club, Phoebe Green公式Bandcamp。L90–93とL140–143のcredits(Written by Phoebe Green & Jessica Winter。Produced byはL92で「Kaines & Tom A.D. & Jessica Winter」、L142で「Kaines & Tom A.D.」)、℗ & © 2022 Chess Club Records。L174–175の作品一覧「Crying In The Club / Aug 2022」。単曲の正確な発売日はこの頁から分からない。

[3] iTunes Lookup: Lucky Me, Apple(英国)。「Crying in the Club」4曲目、185,395ミリ秒、日付欄2022-08-19。盤は13曲。盤の公式リンク頁 Lucky Me - Phoebe Green(Feature.fm)の曲目も4曲目「Crying in the Club 03:05」。

[4] Andy Von Pip, Phoebe Green: Lucky Me (Chess Club) - review, Under the Radar、2022年10月5日。盤の評(評者の記述、L45)。

[5] Lizzie Lovejoy, ALBUM REVIEW: Phoebe Green – Lucky Me, NARC.、2022年8月18日。盤の評(評者の記述、L27–37)。グリーンの言葉は評者による紹介で、出どころの記載はない(孫引き)。

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