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2022年11月3日 追加

Come Back to Earth

マック・ミラー / Swimming ▶ Spotify

エッセイ ・ 約 2 分

十二の入口から、最初の一つへ

Appleのデータでは、マック・ミラー(Mac Miller)の『Swimming』は2018年8月3日の日付で13曲。「Come Back to Earth」はその1曲目で、約2分42秒である。1 この1曲目がいつ書かれたのかを、ミラーは最後になったとみられる取材で話している。

二年がかりの盤の、最初のころ

音楽評論家のクレイグ・ジェンキンス(Craig Jenkins)は、ニューヨークで二日にわたってミラーと話し、そのやりとりを人物記事の土台にした。Vultureはその対話の編集版を2018年9月13日に載せた。ジェンキンスは前書きで、これはおそらく彼の最後のインタビューだったと書き、彼を失った痛みにも触れている。2

対話の中でジェンキンスは、『Swimming』を別れの盤と呼ぶ人が多いが、その見方にいら立つかと尋ねた。ミラーは、盤はそれよりずっと大きなもので、二年かけて作ってきたと答え、狭い筋書きに押し込まれるのはもどかしいが、そうなるのも分かる、と続けた。外の文脈を外して、音楽を音楽として受け取ってほしい、それは無理だとしても試してほしい、とも言った。2

そのうえで彼が持ち出したのが、この曲の成り立ちだった。1曲目の「Come Back to Earth」は、『Divine Feminine』のツアーから戻って最初に書いたものの一つだという。

"I made that song in 2016"(あの曲は2016年に作った)2

そのあと「Come Back to Earth」という名の入口の曲をさらに11曲書き、結局は最初の一つに戻った、とミラーは話した。2

曲が今どう聞こえるか

その話のすぐあと、ミラーは聞き手に問い返している。そう知ったうえで、いまこの曲はあなたにとって何を意味するのか、響きは弱まるのか強まるのか。人々が組み立てている物語は、よい物語なのかどうか。2

よい物語でもかまわないのかと重ねて聞かれると、かまわないわけではないが、どうしようもない、と答えた。山の上に立って、これらの曲は人生のこの時期に書いたと言えばいいのか、と。2

出典・注

[1] iTunes Search: mac miller come back to earth, Apple(米国)。『Swimming』1/13曲、161,865ミリ秒、日付欄2018-08-03。

[2] Craig Jenkins, An Interview With Mac Miller, Vulture、2018年9月13日。本文はInternet Archive の2019年1月12日の保存で読んだ(2026-09-30取得時の text_sha256 855921dfee8454b3859cdc36d95514003668740444c9adbd35fbf9ca26a97380。行番号はこの取得時のもの)。前書きL96–99、L108–109(取材の経緯、最後のインタビューだったこと、喪失についての記者の言葉)、問いL176–178、答えL179–181(直接引用はL181)、問い返しL181、その後のやりとりL182–183。

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