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2023年11月10日 追加

Morning Light (feat. Andreya Triana)

Quantic、Andreya Triana / Dancing While Falling ▶ Spotify

エッセイ ・ 約 2 分

夜が明けるまで続く、小さなパーティ

クアンティック(Quantic)は「Morning Light」を、自分の言葉でこう説明している。

"This song is a sensual imagining of the early hours, when the night winds down and an intimate party carries us into daybreak."(この曲は明け方の官能的な想像だ。夜がほどけていき、親密なパーティが人を夜明けへ運んでいく)1

2024年5月、この曲の長い版を出したときの配信文に載った言葉だ。曲そのものは2023年11月10日、アルバム『Dancing While Falling』からの曲として出ている。12

外で鳴るサウンドシステム

アルバムの頃の話は、2023年12月のジュノ・デイリー(Juno Daily)の取材にある。構想と最初の制作はパンデミックのさなか、彼がずっとニューヨークにいた時期だった。ひどい時期だったが、路上のパーティにはたくさん行けたし、ブラック・ライブズ・マターの頃には多くのサウンドシステムが外に出た。人々は長く家に閉じこもっていたから、外に出たがっていた、と本人は振り返る。3 外のフリー・パーティでレコードをかけるのが好きなのは、世代も違う、クラブでは出会わないような人たちが来るからだ、とも。3

同じ取材で彼は、このアルバムの要の一人に歌手のアンドレア・トリアナ(Andreya Triana)を挙げ、知り合って20年以上になるのに、クアンティックの作品に加わるのはこれが初めてだと話している。3 ダンスのレコードはドラマーで決まる、とも言う。3

長い版へ

2024年5月22日、クアンティックは『Dancing While Falling』のデラックス盤に向けて、この曲の長い版を出した。配信文は、デラックス盤でよりクラブに寄った方向を見せると書き、先に出た同じアルバムの長い版や、ソフィア・コウルテシス(Sofia Kourtesis)による「Run」のリミックスにも触れている。1 路上のパーティの時期に構想された明け方の曲が、半年後には、クラブに寄せた長い形でもう一度出たことになる。配信文と取材を並べてたどった流れで、長い版の狙いを本人がこう語ったわけではない。

出典・注

[1] Ed Lindsay, Quantic ft: Andreya Triana - Morning Light (Single), WORDPLAY、2024年5月23日。本人の言葉(引用の一文)、長い版の公開(5月22日)、デラックス盤とクラブ寄りの方向、「Run」のリミックスへの言及に使った。記事は発売時の配信文をほぼそのまま載せたもので、BroadwayWorldのQuantic Shares Extended Edition of Single 'Morning Light' Ft. Andreya Triana(2024年5月22日)も同じ文を載せている。一つの配信文として数えた。配信文がトリアナとの関係を説明する語は、本人の言葉ではないので使っていない。デラックス盤の発売は6月7日、Play It Again Samからと書かれている。

[2] Quantic, Morning Light (feat. Andreya Triana), Bandcamp(本人頁)。「track released November 10, 2023」と、アルバム『Dancing While Falling』からの曲であることに使った。Deezerの表示では、この録音と同じISRCの曲は3分31秒で、2024年の長い版の単曲盤にも同じ番号の曲が入っている。長い版そのものの長さは確かめていない。

[3] Juno Daily, Quantic interview – "I had to make a lot of things in order to take a lot of things out", 2023年12月14日(署名はJuno Daily)。パンデミック期のニューヨークと路上のパーティ、外のパーティでかけることについての本人の言葉、トリアナとドラマーについての言葉に使った。いずれもアルバム全体についての話で、「Morning Light」は名指されていない。

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