出す理由を待っていたダンスの版
2023年12月20日、映画『バービー』の「I'm Just Ken」を書いてプロデュースしたマーク・ロンソン(Mark Ronson)は、Instagramで、パープル・ディスコ・マシーン(Purple Disco Machine、「Disco Cherry」や「All My Life」の作り手)のリミックスはこの前の夏から進めていたが、ちゃんと出す理由がなかった、と明かした。1
理由になったのはクリスマスだった。ロンソンがライアン・ゴズリング(Ryan Gosling)にクリスマス版を送ってから1週間で、ゴズリングが歌を録り直し、三つの新しい版を収めた『Ken The EP』がまとまった。12 同じEPにはクリスマス版「Merry Kristmas Barbie」、アコースティックの「In My Feelings Acoustic」と並んで、Deadlineの言う「全開のダンス版」としてこのリミックスが入った。1 原曲はこのときグラミー賞、ゴールデン・グローブ賞、クリティクス・チョイス賞の候補に挙がっていた。2
Beatportの表示では2分55秒、126 BPM、Eマイナーで、ジャンルの欄はPop。3 2か月足らず後の2024年2月9日には、5分を超える「Extended」の版が単曲で出ている。4
出典・注
[1] Greg Evans, Ryan Gosling Releases EP With Three New 'I'm Just Ken' Versions Including Holiday-Flavored 'Merry Kristmas Barbie', Deadline(印刷用ページ)、2023年12月20日。リミックスについてのロンソンの言葉、クリスマス版を送ってから1週間という経緯、EPの三つの版と「full-on dance rendition」という記者の言葉に使った。ロンソンの言葉はInstagramの投稿を記事が引いたもので、投稿そのものは読んでいない。リミックスを名指すロンソンの言葉はこの一文だけで、1週間の経緯はクリスマス版についての話。
[2] Ryan Gosling releases Ken the EP with Christmas version of 'I'm Just Ken', CBC Music、2023年12月20日。EPが1週間でまとまったこと、ゴズリングの録り直し、原曲の候補歴に使った。記事が引くロンソンのほかの言葉(ゴズリングの歌について)は原曲とクリスマス版の話なので使っていない。
[3] I'm Just Ken - Purple Disco Machine Remix, Beatport, 曲のページの表示。長さ・BPM・キー・ジャンル。発売日の欄は7/21/23、AppleのEPの各曲の日付欄も2023年7月20日で、どちらもEPの発売日(2023年12月20日)とは一致しない。
[4] iTunes Lookup: I'm Just Ken (Purple Disco Machine Remix) [Extended] - Single, Apple(米国)。発売日(2024年2月9日)と長さ(343,630ミリ秒)に使った。