2020年の下書きが、ロンドンで数時間の曲になった
オーストラリアのDJ・プロデューサー、ヤング・フランコ(Young Franco)は、「Wake Up」の出どころを、2020年にさかのぼって話している。その年に曲を何本も書いていて、そのうちの一つが「Wake Up」の早い版だった。デルタ・リグス(Delta Riggs)のエリオット(Elliot)と書いたものだという。1
それが形になったのは、フランコがイギリスのマスター・ピース(Master Peace)とネットでつながり、前の年にロンドンへ行ったときだ。二人でこの曲を「数時間で仕上げた」と彼は言う。追加のプロダクションには、ハスキー・ループス(Husky Loops)のダニオ(Danio)が加わっている。1 2024年4月19日の発売で、2分4秒の短い曲だ。2
フランコがマスター・ピースを知ったのは、彼の「Eyes on You」だった。そのときから一緒にやりたかったと話す。1 配信元の紹介文は、ヒップホップと、パンクふうの声の取り合わせと書く。1 音楽ブログDigital Highは、ざらついたオルタナ・ヒップホップに鋭いパンクの詩が合わさり、「一度聴けば耳に残る」と評した。3 Beatportの表示では143 BPM、Eマイナー。2
同時に出たミュージックビデオは、ロンドンで撮られた。二人がそれぞれ日常の用事をこなし、やがて出会って街を歩く筋で、最後はマスター・ピースが夢うつつの状態のまま、題のとおり目を覚まさなければならない場面で終わる。4
出典・注
[1] Young Franco teams up with Master Peace for new single 'Wake Up', whynow, 2024年。フランコの談話と紹介文に使った。談話は配信側の文面で、[4]にも同じ文が載るので、独立の資料には数えない。レーベルの表記は記事で異なる(whynowはIsland Records UK、BroadwayWorldはAstralwerks)。
[2] Beatport, Wake Up, 曲のページの表示。143 BPM、Eマイナー、2024年4月19日、長さはライブラリの録音と0.4秒差。
[3] Young Franco ft. Master Peace – Wake Up, Digital High、2024年4月24日。評に使った。個人ブログで、署名は確かめていない。
[4] Young Franco Collaborates with Master Peace for New Single 'Wake Up', BroadwayWorld、2024年4月。ビデオの筋に使った。発売元の配信文の転載で、レーベルはAstralwerksと書く。