JKriv
公開資料に表示された候補名義。個人の法的同定ではない。
棚に出る曲
- Sunshine - JKriv Beach Burn Mix ▶
- Bukom Mashie - JKriv Acid Dub ▶
- Bukom Mashie - JKriv 7” Mash ▶
- Sii NaNa - JKriv Fit Rework ▶
- Pifeiro Malandro ▶
点の履歴
対象: ap-w043-jkriv(Jason Kriveloff、ブルックリン拠点のプロデューサー・DJ・マルチ楽器奏者。Razor-N-Tape共同創設者)。棚には5曲、2022-06-17〜2025-06-02の間に散発的に入り、4曲がJKrivによるリミックス/リワーク(remixed_by)、1曲がJKriv本人のオリジナル曲での客演クレジット(credited_artist)。
年表(日付/出来事/出典 id)
- (幼少期、時期未明示): ニューヨーク育ち。12歳頃から演奏を始め、最初はベースとギター、いくつかのバンドで演奏した(
src-d064-jkriv-junodaily-2025)。 - (時期未明示、大学時代): オハイオ州Oberlin College and Conservatoryでジャズを学ぶ。本人は「ジャズ・ミュージシャンになるつもりだったが、それが自分の道ではないとすぐに気づいた」と振り返る。同大の音楽テクノロジー学科で受けた電子音楽制作の授業が、一人で完結した楽曲を作れる可能性に気づいた転機だったと語る(
src-d064-jkriv-junodaily-2025、src-d064-jkriv-15questions)。 - 1990年代末〜2000年代初頭: 帰郷後、アシッドジャズ・ファンク・ジャム系の複数グループで演奏。その一つTortured Soul(
d064-ap-tortured-soul、新設)は、ニューヨークのレコード店Satellite Recordsが運営するレーベルCentral Park Recordingsからヒット作を出し、DJ主体の会場・フェスをライブ演奏で回った。本人はこれを「クラブ世界への本格的な入口」と語る(src-d064-jkriv-junodaily-2025)。 - 2000年代半ば: プロダクションを開始。DJは数年後に始めたと本人は振り返る(
src-d064-jkriv-junodaily-2025)。 - 2012年: 相方Aaron Dae(
d064-p-aaron-dae、新設)と共にRazor-N-Tapeを共同設立。名前と初期作は、Ron Hardy流のリール・トゥ・リール・エディットという古いクラブ文化への参照で始まり、後にオリジナル楽曲中心へ拡張したと取材記事は伝える(src-d064-jkriv-junodaily-2025)。 - 2022年: Razor-N-Tapeがブルックリンのグリーンポイント地区にレコード店を開業。生配信でアーカイブされる週次DJイベントの拠点となる(
src-d064-jkriv-junodaily-2025)。 - 2022年6月17日(棚初出): Kokoro Disco-San「Sunshine」のJKriv Beach Burn Mixが棚に入る(
remixed_by、既存claim-2045)。年表側の活動(Tortured Soul〜RNT設立〜店舗開業)から見て、棚に最初の曲が入った時点で既に本人のキャリアは10年以上、RNTも10年選手だった。 - 2024年5月25日/6月28日(棚): Oscar Sulley & The Uhuru Dance Band「Bukom Mashie」のJKriv Acid Dub、JKriv 7” Mashが相次いで棚に入る(既存claim-5818、claim-6297。Bandcamp credits「Remix & Additional Production by JKriv」は盤全体表記、JKriv単独プロジェクトのため曲へ継承)。
- 2024年9月末: リンパ腫と診断され、同年最後の3ヶ月を治療に費やす。治療中も『Intuition EP』の制作を続けたと本人が語る(
src-d064-jkriv-junodaily-2025、src-d064-jkriv-15questions)。 - 2024年11月29日(棚): Bessa Simons「Sii NaNa」のJKriv Fit Reworkが棚に入る(既存claim-7088)。年表側では、これはJKrivが闘病を続けていた時期と重なる。
- 2025年3月: 治療中に仕上げた『Intuition EP』をRazor-N-Tapeから発表。ジャケットはStevie Wonder『Innervisions』を思わせるデザインで、本人写真ベース。治療は終わり、今後3年間の経過観察期間に入ったと語る(
src-d064-jkriv-junodaily-2025)。 - 2025年6月2日(棚): JKriv & Gabriel Oliveira「Pifeiro Malandro」がJKriv本人のオリジナル曲としてBeatportの見出し表示で棚に入る(既存claim-7627、
credited_artist)。同年内には他にRocksteady Discoからの『Adaptation EP』(10月)、Megatronicとの「Out Of Time」、QuanticのK7DJ-Kicksへの客演曲収録などが続く(src-d064-jkriv-official-bio)。
棚との重なり
棚の5曲はいずれも「リミックス/リワーク屋としてのJKriv」の顔を映している——4曲がリワーク・リミックス、残る1曲もBeatportのアーティスト見出しでの客演クレジットに過ぎない。だが年表側で見えるのは、その裏にある3つの層である。第一に、20年以上前のジャズ〜バンド演奏の経験に発する「本人が楽器を弾ける」土台(本人は自分の音楽の大半に生演奏の要素があると語る)。第二に、Razor-N-Tape(2012年〜)という自らのレーベル運営者としての顔——棚の曲のうち少なくとも2曲(Sunshine、Bukom Mashie両方)はRazor-N-Tape系列の盤である。第三に、2024年後半の闘病という、棚の曲の並びには一切現れない個人的な出来事——Sii NaNa(2024年11月)はまさにその闘病の渦中に棚へ入っている。棚だけを見る聴き手にとって、JKrivは「ディスコ/ハイライフ音源をこなれた手つきで仕上げ直す名義」として現れるが、その手つきの背後にはジャズ教育・バンド経験・レーベル経営・大病からの回復という、棚には書かれていない20年分の履歴がある。
まだ分からないこと
- Tortured Soulでの在籍期間・正式な役割(メンバーかサポートか)は、本人の回顧談以外に裏取りできていない(lead)。
- Razor-N-Tapeのレーベル・マネージャー/A&R担当Jared Cohen(本人が言及)の綴り・参加時期は未確認(lead)。
- 棚にあるOscar Sulley & The Uhuru Dance Band(ガーナのハイライフ)やBessa Simonsのリワークについて、本人がなぜこれらの原曲を選んだかを語る資料はこの回では見つからなかった(gap)。本人の言葉が語る系譜(ロック→ファンク→ジャズ→ハウス、ニューヨークのクラブ文化)と、棚にあるアフロ/ハイライフ系リイシューの選曲との接続は、棚の外の資料からは今のところ見えない。
- RA(Resident Advisor)のバイオページは403でブロックされ、読めなかった。
本人・レーベルの言葉
- 本人の言葉本人 (JKriv / Jason Kriveloff) — 自分の音楽的な出自はロック・ファンク&ソウル、そしてジャズであり、電子音楽には正直なところ健全な反感すら持っていたと本人が振り返る。“my musical roots were in rock, funk & soul, then jazz”
- 本人の言葉本人 (JKriv / Jason Kriveloff) — 『Intuition』は、リンパ腫の治療中に完成させたからこそ余計に個人的な作品になったと本人が語る。試練の時期に自分の直感を信じ、内なる声に耳を傾けるという発想が、そのまま制作の芯になったという。“trusting in a process, and really listening to your inner voice in challenging times”
- 本人の言葉本人 (JKriv / Jason Kriveloff) — 病気になったからといって作品を未完成のまま放り出したくなかった、という強い意志が制作を支えたと本人が語る。「今起きていることのせいで、完成させないという選択はしたくなかった」。“I was able to complete the record while I was in treatment.”
- 本人の言葉本人 (JKriv / Jason Kriveloff) — 曲を仕上げる最後の10%こそが一番難しく、「完璧」より「完成」を常に優先している、と本人が制作哲学を語る。“I think that ‘finished’ is better than ‘perfect’ every single time”
- 本人の言葉本人 (JKriv / Jason Kriveloff) — フェスティバル文化が「DJ本人の個性・演出」を中心に据えてしまったことに違和感を語り、本来は暗がりの中でDJが匿名でいられ、フロアのエネルギーとダンサー同士の交流にこそ焦点が当たるべきだと本人が語る。“a move back towards dark rooms and more anonymity for the DJ”
- 使われた場本人 (JKriv / Jason Kriveloff) — レコードとロータリーミキサーへの愛着から、DJセットは今も最も落ち着く形としてヴァイナルを選び、条件さえ整えばどのギグでもレコードを回したいと本人が語る。“I love records...it is the way that I feel the most comfortable”
- レーベルの紹介Razor-N-Tape(レーベル公式Bandcamp) — レーベルの自己紹介は「踊るのにちょうどいい、ブルックリンで切られた」という短いスローガンで自らを表す。ダンスフロア志向と地元ブルックリン気質の両方を1行に凝縮している。“Good for Dance! // Cut in Brooklyn”
- レビューMusicTech (Sam Willings) — 取材者は本人をジャズで鍛えられ、クレイト・ディギングへの依存とテクスチャーへの深い愛着を持つミュージシャンと紹介し、DisclosureやGilles Petersonをファンに数える存在として位置づける。“A trained jazz musician addicted to crate-digging”
台帳の辺 6 件
| Sunshine (JKriv Beach Burn Mix) | remixed_by | 文脈として | |
| has_property | Razor-N-Tape | 文脈として | |
| Bukom Mashie (JKriv Acid Dub feat. Domenica) | remixed_by | 直接の根拠あり | |
| Bukom Mashie (JKriv 7" Mash)(候補) | remixed_by | 直接の根拠あり | |
| Sii NaNa (JKriv Fit Rework) | remixed_by | 直接の根拠あり | |
| ジェイソン・クリヴェロフ | uses_name | 直接の根拠あり |